ブラウザで見る方法
デザインビューはブラウザでの見た目に近い状態で表示されるのですが、ブラウザは種類・バージョンにより若干仕様が異なっており、同じHTMLファイルであってもレイアウトが崩れたりする場合があるかもしれません。
ページの最終動作チェックはデザインビューではなく実物のブラウザで行う必要があるでしょう。
ブラウザで見るための操作
画面上部のメニューの下あたりにある「インスペクト」ボタンの右側に地球マークがあるので押してみましょう。
Windows版Dreamweaverは「ブラウザでプレビュー IExplorer」というのを選択するとInternetExplorerが起動されて、作成中のHTMLファイルを見る事ができます。作成途中のファイルの場合、保存を促すメッセージが出る場合もあります。
MacOS版ではSafariが標準となっているようです。
現在のブラウザシェアについて
現在IEのシェアが最も高く、FireFoxが2番手、GoogleChrome、Safariがシェアを徐々に伸ばしている所です。
ブラウザによりCSSファイルの扱い方に癖があります。凝ったレイアウトの場合、ブラウザによっては段ずれを起こしたり正しく表示されないという事を実際に経験した事があります。
ユーザーを想定し、複数のブラウザでチェックを行える体制は整えていた方がいいと思います。
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ブラウザの追加
サイトのページを作ったら様々なブラウザで思った通りの表示ができているか確認する必要があります。ここではDreamweaverのブラウザボタンを押すだけで様々なブラウザで確認できるように設定を行いましょう。
ブラウザの追加の設定を行う
ブラウザはお使いのパソコンにインストールされていれば登録可能です。
■ブラウザを追加する方法
①「インスペクト」の隣の地球ボタンをクリック
②メニューから「ブラウザーリストの編集」を選択
③「ブラウザー」の右隣の「+」ボタンをクリック
④ブラウザ名を「名前」の所に入力
⑤ブラウザのEXEファイルのパスを参照ボタンから探して入力
⑥お好みに応じてプライマリブラウザー・セカンダリブラウザーにチェック
ここでいうプライマリブラウザーとは一番目に表示を優先したいブラウザの事です。
セカンダリブラウザとは優先順位が二番目のブラウザの事です。
プライマリブラウザ・セカンダリブラウザともにそれぞれ一つずつのブラウザしか設定できません。
⑦「OK」ボタンで確定。
いろいろなブラウザをインストールして試してみましょう。
どのブラウザを優先して確認に使うか
サイトの利用対象となるユーザーの環境に合わせるべきです。
しかしサイトを作ったばかりの時はどのブラウザを優先すべきか、はっきりしない場合もあるかもしれません。
一般的な例を書いてみます。
Web標準準拠やユーザーシェアを考え、普段はまずFireFoxでチェックを行い、後にInternetExplorerやGoogleChrome、Safariなどのチェックを行うとスムーズに作業を進められるとあるDreamweaverの本に書いてありました。私もこれにならう事が多いです。
お金に余裕があればマルチブートやVirtualPCなどの仮想環境を利用し、様々なバージョンのInternetExplorerの入ったWindows環境やMacを用意できるといいのですが、なかなかそうもいかないのでしょうね。